ベティ・ブープのグッズはいろいろなところで見かけるが、アニメとしての面白さはほとんどわからない。テレビで放映されるなんてことは聞いたことがない。あの風変わりなキャラクターで確かにかわいいというのはわかるが、どうして人気があるのだろう。ふと、そんな疑問が湧いてくる。

だが知らないのも当然。ベティ・ブープは1930年代のアニメで戦前の白黒アニメなのだ。年代としても、戦後すぐにアニメの放送をしていたようなので現在の高齢者がわずかに記憶にとどめている。だが、このアニメ、実際に見てみると、そのシュールさに驚かされる。初期のミッキーもひどい話が多いが、ベティ・ブープもそれに肩を並べるようにシュールでドタバタなアニメばかり。

筒井康隆はベティ・ブープ論を一冊の本にしている。また彼はベティ・ブープのフィルムの収集家でもあり、ブープ論を発表したときに上映会まで開催した。現在はYouTubeで見ることができるが、画質はとてもいいとは言えない。やはりフィルムで観ると違うんでしょうね。